GD(グループディスカッション)のファシリテーターの役割を丁寧に解説!
- GD選考を受験予定の方
- GDに苦手意識がある方
- GDをマスターしたい方
- GDの”役割”4選
- ファシリテーターで活躍する方法
- ファシリテーターに向いている人
GDの役割は4つ
GDの役割を把握しよう
GDの役割は大きく分けて4つあります。
- ファシリテーター
- 司会進行を担う
- タイムキーパー
- 時間管理をする
- 書記
- 議事メモをとる
- アイデアマン
- アイデアを挙げる
GDの役割を知っていれば、どんな役回りでも上手に進行することができるようになります。
“ファシリテーター”の概要
“ファシリテーター”とは
ファシリテーターはGDで最も重要な役割です。
優秀なファシリテーターがいると、議論の質が圧倒的に高まります。
役割を知るだけで、チーム内で活躍の機会がグッと広がりますのでぜひマスターしましょう!
ファシリテーターに向いている人
ファシリテーターに向いている人の例として5つご紹介します。
- リーダー経験がある人
- メンバーの意見をちゃんと聞ける人
- 議論の全体像をイメージできる人
- 話がそれている時に戻せる人
- GDを複数回経験したことがある人
リーダー経験をしたことがある人や、GDを複数回実施したことがある人はぜひチャレンジしてみましょう。
チームをリードする必要があるため、役割としては若干レベルが高めです。
“ファシリテーター”の役割
チームの中での立ち位置
チーム内での他の役割との関係性を確認しましょう。
- わかりやすく記録するよう指示する
- 素早く記録するよう指示する
- 全体の時間配分をするよう指示する
- 定期的に時間を報告してもらう
- 残り時間を計算してもらう
- 多様なアイデアを挙げてもらう
- 考え方の切り口を提示してあげる
各役職と上手に連携し、チームとして議論の質をあげることを意識しましょう。
“ファシリテーター”の役割
ファシリテーターの役割は大きく4つあります。
- 心理的安全性を高める
- 例:メンバーが発言しやすい空気を整える
- 例:肯定的な発言を心がける
- 議論全体の時間管理方法を決める
- 例:タイムキーパーに時間管理するよう指示する
- 例:全員で時間管理する
- 議事録の形式を決める
- 例:Googleドキュメントで共同編集する
- 例:チャット欄に意見を書き出す
特に、心理的安全性の確保は質の高い議論を展開するために必須です。
皆が発言しやすい雰囲気を醸成することを心がけましょう。
- 議論開始から発表までの大枠のストーリーを描く
- 例:①前提確認→②現状分析→③施策洗い出し→④評価→⑤発表
- 論点を明確化し正しい方向に導く
- 例:”①前提確認”では5W1Hで考える
- 例:”④評価”はコスト/実現可能性/インパクトの観点で考える
議論開始直後に大枠のストーリーを描けるかどうかが肝です。
- 各議論フェーズで議論の方向性を提示する
- 例:”①前提確認”では5W1Hで考える
- 例:”②現状分析”は世代/男女で考える、
- 例:”③施策洗い出し”ではヒト/モノ/カネ/情報で考える
- 例:”④評価”はコスト/実現可能性/インパクトで考える
- 間違った方向性を正す
- 例:”①前提確認”のタイミングで”③施策”のアイデアを出しはじめるメンバーを制止する
- 議論の停滞を防ぐ
- 例:皆が悩んでいる際に新たな思考の切り口を提示する
議論が正しい方向に進むように、正しい切り口を提示し軌道修正しましょう。
様々な切り口を事前に勉強して頭にインプットしておくことも有効です。
- 発散した意見を収束させる
- 例:抽象度の階層を揃えてアイデアをまとめる
- 例:評価軸を用いて有効なアイデアを選定する
- 発表準備をする
- 例:発表者の選定をする
- 例:発表内容の確認をする
意見をまとめることがファシリテーターにとって最も重要であり、同時に一番難しいところでもあります。
評価軸を設けて皆の意見を上手にまとめましょう。
また、最後に発表準備をしましょう。
まとめ
ファシリテーターをマスターしてGDを突破しよう!
ファシリテーターの役割は4つのポイントを抑えることが重要です。
ぜひマスターして「ファシリテーターできそう!」「次どんなテーマが来るか楽しみ!」となるようになってみてください。
皆さんのGD無双を応援しています!!